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  • 執筆者の写真松田はるか

国宝長壽寺へ

更新日:2021年10月5日

こんにちは、松田建具です

10月が始まり、今年もあと3ヶ月を切りましたね♪




昨日は滋賀県湖南市にある国宝に指定されている長寿寺へ参拝に行ってきました^^

清々しい気候で境内の中は日陰で涼しく、心地よい日でした✨

そして昨日は一粒万倍日とか…縁起の良い日だったようでラッキ〜!

(その日に参拝するといいみたいですよ、詳しくは知りませんが笑)





さて、長寿寺とは・・・・・・

長寿寺は奈良時代、良弁僧正によって建立された勅願寺(天皇の発願によって建てられた寺で皇室の安泰・繁栄などを祈願する寺。大安寺、薬師寺、東大寺など)で、現在国宝に指定されています。

長寿寺のご本尊は子安地蔵菩薩で、これは世継ぎのなかった聖武天皇の子宝を祈願した、お寺の縁起に由来します。1200年以上の歴史を持つ長寿寺では、古くから子宝・安産祈願を行っています。


長寿寺ホームページより







そして今回、この長寿寺で建具職人さんの高い技術を拝見させてもらったのでブログに記録しておきます✨

現在、湖南市にある山元建具の山元克司さん(かつしちーさん)の美しい作品が展示されています






開催は10/2〜10/11となっていますので長寿寺に訪れてみてくださいね









製作された衝立

細部まで組み込まれた組子細工


小さな木片を組む…全て手作業でされる職人の技術尊いですね


この機会に、ぜひ組子細工を間近で感じてみてください♪










そしてここ数年社会現象にもなった

『鬼滅の刃』

登場する禰󠄀豆子が着ている着物の柄は麻の葉文様と言います


炭治郎の二色の四角(炭治郎は黒と緑)が繰り返される柄は市松文様と言います



日本の伝統的な文様で組子細工に使われています

先程の衝立てにも麻の葉文様が隠れているので探してみてくださいね



ちなみにオリンピックのロゴも、市松文様(青と白)でしたね!





日本のこの伝統技術と文様。

デザイン性だけでなく由来や意味を知ると、日本の伝統行事や風習から生まれた歴史的背景、日本の伝統文化の奥深さが見えてきます


老舗旅館や料亭のロビーや壁面に職人さんの手仕事による組子細工が取り入れられています



現代の住宅に合うデザインやリビング障子のデザインに

変化しつつ伝承できればどんなに素晴らしいことでしょう



松田建具でも組子細工の施された建具製作もしています

貴重な技術を残していけたらと思っています






Instagramのタグも美しい写真がたくさんあります


 #長寿寺 #組子細工 #建具職人 


タグ検索して興味のある方はご覧になってみてください









その後、近くのカフェ DONGREE さんへ














ブックカフェということもあり珍しい書籍もありました


美味しいコーヒーとケーキご馳走様でした^^













おまけ

そしてここでもかつしちーさんの作品を見つけました

馬!可愛いです^^








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